あの歌をあの人の声で①/DJ GOSUKE


Ken Gosuke Isokawa

このブログを書かせていただいてから まだそこまで期間ないですが、 こういう締め切りがあると一週間が あっという間だなあと、そしてお題によっては、まるで締め切り前の作家さんたちの気持ちが、ほんの少しだけわかるような?今日この頃です笑

そして、今回のお題、、、 「あの歌をあの人の声で」 ハイ、、、 今現在書いてるの水曜夜11:00 回ってます。ギリギリです めちゃくちゃ、悩みました 笑

基本、「歌い手×楽曲」によって完成されてるものが好きなので、 カバー的なものがあんまり好きじゃなく、 そういう発想がなかったのだけど、 今回ひねり出したのがコチラ!!

『SUPER FOLK SONG』 矢野顕子 の スタジオ・アルバム 1992年、ちょうど今から30年前にリリースされたこのアルバムは、 矢野顕子さんがご自身の直感やアンテナで集めたあらゆる楽曲をご自身の解釈で弾き語りされたもの。

また、このアルバム収録風景を題材にした、坂西伊作監督によるドキュメンタリー映画、「SUPER FOLK SONG – ピアノが愛した女。」が同時に制作されたのだけど、 これは2017年にデジタルリマスター版が上映されて、妻の誕生日祝いで福岡まで観に行った思い出もあるアルバム。

弾き語りというと、言葉からはちょっと退屈なイメージがあるかもしれないけど、このアルバムは、まず選曲から、ほんとにバラエティに富んでて、決して超ヒットソングではなく(けど名曲)、誰もが知る曲でもない、いわゆる超ドマニアックだけど、超名曲揃い。 そして、あっこちゃんが歌ってさらに世界観が広がる楽曲だと思ってます。

そのラインナップがこちら↓
1. SUPER FOLK SONG(作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子) * 糸井重里に提供した曲のセルフカバー。原曲はアルバム『ペンギニズム』に収録。
2. 大寒町(作詞・作曲:鈴木博文) * あがた森魚のカバー。原曲はアルバム『噫無情 (レ・ミゼラブル)』に収録。
3. SOMEDAY(作詞・作曲:佐野元春) * 佐野元春のカバー。原曲はアルバム『SOMEDAY』に収録。
4. 横顔(作詞・作曲:大貫妙子) * 大貫妙子のカバー。原曲はアルバム『ミニヨン』に収録。
5. 夏が終る(作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等) * 小室等のカバー。原曲はアルバム『いま生きているということ』に収録。
6. HOW CAN I BE SURE(英語版)(作詞・作曲:フェリックス・キャヴァリエ・Eddie Brigati) * ラスカルズのカバー。原曲はアルバム『Groovin’(英語版)』に収録。
7. MORE AND MORE AMOR(作詞・作曲:Sol Lake) * ウェス・モンゴメリーのカバー。原曲はアルバム『California Dreaming(英語版)』に収録。
8. スプリンクラー(作詞・作曲:山下達郎) * 山下達郎のカバー。
9. おおパリ(作詞:イッセー尾形 作曲:矢野顕子) * イッセー尾形の劇の幕間のための曲。
10. それだけでうれしい(作詞:矢野顕子 作曲:宮沢和史) * THE BOOMとの矢野の共同名義による曲のソロ・バージョン。
11. 塀の上で(作詞・作曲:鈴木慶一) * はちみつぱいのカバー。原曲はアルバム『センチメンタル通り』に収録。
12. 中央線(作詞・作曲:宮沢和史) * THE BOOMのカバー。原曲はアルバム『JAPANESKA』に収録。 * 2006年、矢野のセルフカバー・アルバム『はじめてのやのあきこ』において、小田和正と共に再カバーしている。
13. PRAYER(作詞:矢野顕子 作曲:Pat Metheny) * Pat Methenyが矢野のために書き下ろした曲に矢野が歌詞をつけた。 * クラムボンがこの曲をカバーしている。アルバム『LOVER ALBUM』収録。

そんなアルバムを、誰にやってもらいたいか というと、 それは、今年 「竜とそばかす姫」のBell役であり、歌声を轟かした、中村佳穂ちゃん。 ちょっと前に、福岡のライブに行く機会があり、現場で彼女の発するものを目にし耳にし 鳥肌以上のものを感じさせてもらいました。

彼女とあっこちゃんの共通点といえば ピアノを弾いて歌うこと。 そしてピアノを弾く手と歌声が まるでそれぞれ独立して完成度高いのに それを奏でる身体は一つ。 一つの身体で 声と手とべつべつの息のあった生き物を動かすように操るような。 あっこちゃんはもうすでに、その立場を確立してて、すごいが当たり前になってて、 けど今でも新しい何かを生み出してて、 普段、曲を聴くときって、 クラブDJという役割柄、メロディーやリズムとか、そういうものが先に入って来がちだけど、中村佳穂ちゃんの世界観は、そういうのを押し倒してくれてて、新しい世界を教えてくれるような感覚がして、 この2人になんとなく、それぞれ個性はあるけど、シンパシーみたいなものを感じてて、 あっこちゃんのスーパーフォークソングを ぜひ、中村佳穂ちゃんで、 むしろ、どちらかに、令和版スーパーフォークソングならぬ、ハイパーフォークソング的なるものをやって欲しいなあと、、 そんな思いを巡らせてくれた 今回のお題でした^^ 佳穂ちゃん、紅白出るようです! こちらも乞うご期待!