私の愛機!紹介します!その①/狂咲 狂


僕が現在使用しているのは、昨年購入したばかりのZEMATISのアコギです。ちゃんとした名称はZEMAITIS CAF-80H Orchestra Model Forest Greenという長たらしいヤツですが、自分で自分のアコギを買うのは実に25年ぶり二度目。

まぁ余裕があればいくらでもいいのはあるんだけど、見た目に一目ぼれしました。ZEMAITISはエレキギターの金属感バリバリのイメージがあったけど、ちょっとだけそれも踏襲してて、インレイとかブリッジとかが印象的。特にサウンドホールがハート型なのはミーハーちっくですまそん。

緑がかった風合いがいい感じですが、実は購入した後にカッタウェイモデルがあることを知り、ちょっと先走りすぎましたが、まぁそれほどハイポジションを使わないのでまぁいいか、と。。

今の僕は肩に問題があってストラップをかけられないので、座ってしか弾けないし、握力や指先にも問題があるので、やれることは限りがありますが、まぁ今の自分には十分ですね。

ちなみに一台目はヤマハのAPX(長淵モデル)で、なぜか伝兵衛さんのサイン入りだけど、一度ある事件があって自分でぶっ壊してしまいました。修理したけどやはり鳴りが悪くなっちゃって、ずっと我慢して弾いてました。買った当時、もちろん初期(マッチョに走る前)の長淵はやってましたし、フォーク全般、ジャンル関係なく歌本をやり倒す、って感じでした。

一方、今後もほとんど活躍することないかもしれませんが、エレキギターの方も紹介しておきましょうかね。こちらはアイバニーズのJEM(スティーブヴァイモデル)。使用感も音も文句ないのだけど、フロイドローズの扱いが正直ウザい。こちらも20年以上愛用していますが友人から譲り受けたやつです。ボディシェイプはわりと細くてステージでの動き安さは抜群です。もちろん見た目もいわゆるモッキーグリップに通称”Tree of Life”インレイとまぁまぁ派手。

エレキギターに関しては、高1の時に最初に友人から譲り(7,000円)受けたmayaというメーカーのストラトで、その次高3の時に祖母に買ってもらったデイブマーレイ(IronMaiden)モデルのストラト(Fernades ST85DM)、これはよかったですけどねぇ~、重かったのよ~。通常ストラトはシングルコイルのピックアップが三つであるところ、それをフロントとリアをハムバッカーに改造した(もっとも今は普通にHSHはありますが)のらしいのだが、元々はフリーのポール・コゾフから譲り受けたキダーらしく、それをあっさり改造してしまうところが凄いと…。

当時の僕はメタル一色に染まっていた時で、特にNWOBHM(ニューウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)と名がつくものは片っ端から漁っていて、その中でもアイアンメイデン(初期の、つまりボーカルがポール・ディアノ時代)には心酔してましたね。

そのあと(たしか20~21歳の時)初めて自分で無理して買ったのがFERNANDES BSV-155J、いわゆるジミーV。言わずと知れた44MUGNAMのジミーモデルです。85DMのPUはディマジオスーパーディストーションだったけど、こちらはEMGで、温もりというより無機質感のある乾いた感じがとても気に入ってましたが、友人にカリパクされて友人と一緒に行方不明に( ;∀;)
高校2~3年になると、日本にもメタルが波及しだし、ラウドネス、アースシェイカー、44マグナム、バウワウが四天王と呼ばれてまして、その中でも44マグナムのジミーには痺れていたんですね。

まぁ、これ以外にもたぶん20~30本くらいは使用してきたと思うんですが、最近では年を取ったせいか、いわゆる「所有欲」というのが薄れており、あるもので十分、とか「いざとなれば借りればいい」とか、そんな感じ(楽器に限らず)なので、「愛機」という表現自体が違うのかもしれないですけどね。