実は体調が最悪で、まさか…と思い検査しに行ったが急性胃腸炎らしい。だいぶよくなったので書き始めました。
さて「暖かくなる」というと、炎(burn,burning,flame)とか暑い(hot)とかを想像するのだけど、The BanglesのEternal Flameなどは好きな曲だけど暖かくなる、というのとはちょっと違うか…とか。
そんなこと考えてたらクマムシとか選んでしまいそうだから、ここはもうピピピときたものを紹介することにします。
言わずと知れた?モトリー・クルーの二枚目、「shout at the devil」に収録され、シングルカットされていないにも関わらずその支持が高い曲。まぁ訳詞を読むと、暖かくなるというよりも、まさに選挙戦のさなかに叫ばれているのか、と思ってしまうような意味ですがね。
僕自身はモトリーの大ファンかというとそうでもないのだけど、初期からアルバムは買っているのだからそれは大ファンだろ、と言われてもしかたない。
彼らのデビュー前からのストーリーはまさに絵にかいたような不良物語で、喧嘩や薬物など枚挙にいとまがない。そういう意味ではやはり大ファンにはなれないのだが、とにかく作品が素晴らしすぎるのだ。
なぜそんな作品を生み出せるのか。ここからは僕の完全な推測に過ぎないのだが、かつてのビートルズ、ボブ・ディラン、ラモーンズ、ザ・フー、マドンナ、ニルヴァーナ、ジム・モリソン、ルー・リード、イギー・ポップ、ストーンローゼス、…あぁ、もうキリがないが、やはり常軌を逸したクオリティ、演奏、そういうものを成立させる重要な要素にドラッグは欠かせなかったのかもしれない。
Embed from Getty Images文字通り「覚醒」する必要があったのか…。だとすれば残念この上ない話だ。もちろんロック畑だけでなくJAZZを筆頭として全てのジャンルの話だし、スポーツの世界もそうだ。
一線を超えなければ、あのクオリティの作品、演奏、タイム、パワー…は生まれない、ということを証明しているようで仕方がない。
最後は温かくなる話ではなくなったけども、人はどこまで欲深くなるのか、どうせ追及してもわからないし意味もないのだけど。