西郷輝彦


saigo

1947年生まれ鹿児島市出身。
1964年2月、新生クラウンレコードの新人専属歌手第1号としてシングルレコード「君だけを」でデビュー。4作目の「17才のこの胸に」によって同年の日本レコード大賞新人賞を都はるみとともに受賞する。
1966年後年の代名詞となった「星のフラメンコ」などをリリースし、日本が初めて生んだアイドルスターの一人となった。橋幸夫、舟木一夫とともに歌謡界の「御三家」と呼ばれた。
1973年10月ドラマ「どてらい男(やつ)」で主演。同ドラマは、以後181回を放映され、1975年からは、ドラマ「江戸を斬る」で主演。時代劇俳優としての足場を築く。
1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」では正宗(渡辺謙)の側近・片倉小十郎役を好演。平均視聴率は40%近くに上った。さらに「暖簾」(1979年)、「孤愁の岸」(1985年)、「屋根の上のヴァイオリン弾き」(1986年)、「年上の女」(2004年)など数多くの舞台に出演した。
俳優を中心とした活動をスタートさせた後も、「Act. I」(1976年)、 「ロード・ショウ」(1980年)、 「Souther」(1983年)、「Twilight Time」(1984年) ――の4枚のオリジナルアルバムを制作。そのほ とんどで作詞・作曲・アレンジなどを手がけている。
デビュー以来、レコード・CDで発表した楽曲数は350曲以上、ドラマ出演は100シリーズ以上で延べ250作、映画出演30作に及ぶ。